天空の鏡に映す光 — 姫巫女としてのわたしの物語
岩手県に生まれ、宮城の地で育ちました。
両親は共に日本人であるにもかかわらず、幼少期のわたしは「韓国籍」として生きていました。
その理由がわからぬまま、ただ静かに、でもどこか深く強く──
自分は何者なのかという問いを抱え続けていました。
その答えに一筋の光が差したのは、大人になってから訪れた高麗神社(埼玉県日高市)でのこと。
はじめてその場を踏んだ瞬間、涙があふれて止まらなかったのを覚えています。
「韓国籍で育ったのは、
この神様に出会うためだったのだ」
その想いが、胸の奥に静かに降り立ちました。
やがてヒプノセラピーで高麗神社と縁ある前世へと導かれ、そこでわたしは高句麗の神官としての自分自身と出会いました。
国が滅ぶ瞬間を見届けながらも、祈りを手放さなかったその記憶は、今のわたしの中にも確かに息づいています。
小学校高学年には占星術の世界に触れ、
星の運行表を調べては手書きのホロスコープを作成し、友人たちを占っていました。
高校ではジプシーカードと出会い、文化祭の占いが好評を得るも、
的中のあまりの鋭さに、いったんスピリチュアルから距離を置きます。
転機となったのは2005年、虹と天使のお祭り。
そして2006年、エンジェルセラピーの学びを通じて、
「自分は見える」という能力が得意であることに初めて氣づきました。
その誘導瞑想で出会ったビジョンは、アトランティスでの記憶。
天空から流れ落ちる大きな滝と、空を舞う無数のペガサスたち──
まるで魂の奥に眠っていた風景が、音と光と共に蘇るような体験でした。
セッションを重ねるうち、相手の家の中がビジョンとして見えたり、
朝食べたものがオーラに現れたり。
その「見えたこと」が、その方の心の深層や課題を解く鍵になっていると氣づき、
それを丁寧に、誠実に、言葉として届けることをわたしの道と定めました。
その能力を象徴する言葉として、ある時ふと降りてきたのが
「天空の鏡」でした。
天から預かった鏡に、相手の魂の風景が映し出される──
そんなイメージが、今もわたしのリーディングの根底にあります。
そしてもうひとつ、深く大切にしている名前があります。
それは、「姫巫女」という呼び名。
戸隠神社を初めて参拝したその帰り際、
「姫巫女よ、ありがとう」──と神さまに呼びかけられた声が、
魂の奥に響き渡った瞬間から、わたしはこの名を名乗るようになりました。
それは役割や肩書きではなく、【存在として呼ばれた名】でした。
今、わたしは
「天空の鏡を持つ姫巫女」として、
魂の奥に宿る光や祈りを読み取り、
その人が本来持っている【幸せの源泉】に氣づくお手伝いをしています。
オーラリーディング、カードリーディング、神氣ヒーリング、
そして古神道や神話、数秘、占星術、生命の樹など
多様な叡智とともに、言葉と祈りで人の人生にそっと光を灯すことを、
わたしの使命としています。
わたしの理念は、「本来の自分に還ること」。
それは、派手な変化ではなく、
日々の暮らしのなかに静かに芽生える【気づきと整い】です。
出会った方々が笑顔になり、
喜びの波動が静かに、確かに世界へ広がっていくことを願いながら
今日もまた、
天空の鏡に映るひとすじの光を、言葉として紡いでいます。